難関の資格といえばどんなものがある?

難関試験に合格して、独立できる資格

難関の資格といえばどんなものがある? 上場企業の監査は、公認会計士がしなくてはなりません。公認会計士の監査は、独占的職業です。まず、公認会計士になるためには、マークシート式の短答試験と論文試験に合格しなければなりません。合格率も10%を切る年が多く、この資格が難関試験と言われる所以です。また、これらの試験に合格したからといって、すぐに公認会計士になれるわけではなく、一般的に実務を積んで、修了考査に合格した者だけが、公認会計士として名乗れるのです。

多くの人がこのような難関試験を合格し、独立もできる資格を得るためには、受験予備校に通っています。公認会計士試験の受験生の多くは、朝7時半から夜8時ぐらいまで、勉強しています。短答科目は、企業法(会社法)、管理会計論及び監査論、財務会計論です。論文試験では、監査論、租税法、会計学、企業法、選択科目です。選択科目は、多くの受験生は、経営を選択する人が多いですが、中には、数学が得意な人は、経済学や統計学を選択する人もいます。論文の会計学の中には、管理会計論も含まれています。租税法は、主に法人税、消費税、所得税で、計算問題だけではなく、理論問題もあります。短答試験対策としては、予備校の答案練習講座で出てきた問題は、必ず何回も復習すること。また、監査基準や会計基準を読み込むことです。次に論文試験であるが、これも答案練習講座に出た問題は必ずできるようにする。他の受験生ができる問題は、1つでも落とすと合格は難しくなります。