難関の資格といえばどんなものがある?

弁護士と言う最難関な資格の今後

難関の資格といえばどんなものがある? 昨今のニュースにおいて最難関の資格である弁護士、いわゆる司法試験について注目の集まるニュースがありました。司法試験と言う試験は誰もが認める日本でも有数の国家試験でありますが、法曹人口を増加して現在滞っている事件や事故等をスムーズに処理すると言う狙いから、法科大学院制度と言うものが導入されました。従来の司法試験とは違い、法科大学院に通い試験をパスした人でないと司法試験を受ける事が出来ないと言う制度に変わったのです。ですが、この制度が近いうちに撤廃される事になると言うのです。年間約3000人程度の合格者数を見込んでいたのですがこれが変更になるのです。理由としては難易度の低下と合格者の資質の低下等があるようです。私は今回の制度撤廃については非常に賛成です。法曹人口を増やせば確かに処理件数は増えると思います。ですが、処理の内容に問題があるとなると非常に不利益を被る人が増えると思うからです。

また、これまでの司法試験と言うのは法科大学院等に通わずに努力一筋で合格していたと言う人が非常に多かったと思われます。そのような人は努力していますのでやはりそれなりの資質が備わっていると思うのです。法科大学院に通っている人が努力していないと言う事ではありませんが、どうしても大学院に通うとなると資金が必要です。これだと資金が無い人は合格できない事になってしまいます。誰もが受験する事ができ努力が報われる従来の制度に戻る事で、改めて難関な資格と呼ばれると思うのです。